【五十嵐いつえ】鍼灸マッサージ師
西宮生まれ→尼崎(5歳)→鹿児島出身
・1983年~1985年 西ドイツ
・1999年 東京農工大学農学部卒業 土壌微生物生態系を学ぶ
・2002年 はり師・灸師・あんま指圧マッサージ師の資格を取得
女性専門の鍼灸マッサージ院と訪問鍼灸マッサージを経験
・2012年 開業
好きな食べ物:カールうすあじ・シャインマスカット・干し柿・ケール
鹿児島出身なので、甘いお醤油で食べるお刺身が大好き
ホームページをご覧くださり、ありがとうございます。
鍼灸マッサージ師の五十嵐いつえです。
私は肩こりや腰痛だけでなく、妊活中の体調管理や、風邪症状などに対応する鍼灸マッサージを学んできました。
最初は面白いように患者さんがラクになって、患者さんの満足そうな表情を見ることがとても嬉しかったです。
ところが経験を重ねるにつれて、あまり改善しないケースに対応することが増えました。胃の鈍痛がある背中の硬さを取りきれなかったり、交通事故後の首の違和感を改善しきれないこともありました。
試行錯誤の中で、身体は心の影響を受けているのでは?と心と身体のつながりに興味を持ち始めました。
2012年、出張専門の鍼灸マッサージ院を開業し、子どもの不調(起立性調節障害・過敏性腸症候群・受験期のストレス)と、女性のPMS/PMDD 更年期障害・産後の疲労や、子育ての疲れなどにも関わっています。
今も心と身体のつながりに関心を持っていますが、不調がその人にとってどのような困りごとと関係しているかを気にしながらケアしています。
私もその困りごとを抱えた当事者です。
生理痛と排卵痛・出血過多でいつもフラフラしながら子育てと仕事に向き合ってきました。
そして子どもたちが不登校になったり、友達付き合いに悩んだり、体調を崩すたびに、何が正解かと悩み、精神的にも消耗しました。
このような経験から、疲れている時は、本当は何に困っているのか一人で考えるのは極めて難しいと感じます。
ですが身体の緊張や疲れをゆるめると、困りごとの背景が見えてきたり、我慢してきた本当の気持ちを受け取れるように変わってきます。私も少しずつ自分の困りごとや不調との付き合い方が上手くなってきました。
依頼される不調の背景はさまざまで、肩こりや腰痛であっても、病院での検査や投薬・手術を優先したほうがいいケースもありますし、公的機関に繋げた方がいい時もあります。
身体の不調を人生の困りごとを解決する入り口として、社会制度や文化・人間関係についても勉強を深めながら、身体と向き合っています。