【受験鍼灸】どう乗り切る?受験期間中の体調不良 

2024年2月。受験生キッズは突然体調を崩し、そのまま悪化し続けました。ただ走り抜けるしかなかった我が家でしたが、体調不良にどう向き合ったかをふりかえります。

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突然の体調不良

この記事を書いた翌日、我が家の受験キッズが「なんか調子が悪い」と言ってきました。この頃は本番がスタートして、数日起きに受験する予定でした。

元々不安感や緊張感で体調が崩れやすい子なので、またいつものことが始まったと軽く聞き流していました。

鼻水と鼻詰まりにはじまった不調が日に日に悪化して、耳鼻科から脳外科に紹介されMRIも撮りました。

ありがたいことに、結果は異常なし。横になっていないとしんどい日々が続き、違和感を感じていました。

どんなケアをした?

2月の施術の記録です。

上段は子どもの主訴、下段は私の見立てを抜粋しています(一部加工)。

主な症状は、鼻水と頭痛、倦怠感でした。副鼻腔炎っぽいけれども所見はなく、薬を飲んでも改善しませんでした。

見立てでは、受験に相当大きなプレッシャーがかかっていて、自分でコントロールしきれていないと感じました。


ケアの所要時間は30分から60分ほどで、主な症状に加えて次々と出てくる不調(顎関節トラブルや、リンパの腫脹、お腹を下したり、腰の痛みなど)に対応しました。

施術は、はりとお灸とマッサージを組み合わせ、私のスケジュールが忙しい時は、見立てだけで体調を確認した日もあります。


鍼灸マッサージは、キャパオーバーで生じた身体のさまざまなトラブルを、自分で整えられる範囲に戻すお手伝いをしています。

ツボや道具はより効率よくサポートするための手段で、一つだけが正解というものではありません。基本的には、本人が望むアプローチで対応するので、リクエストを聞いたり避けたい手技を聞くことが大切だと(年々)思っています。


施術後は部屋に戻って数時間寝ることもありました。1月までは規則正しい生活リズムを本人なりに整えていましたが、2月になってからはリズムは乱れていました。

食事に関しては、刺激物で胃腸がやられやすいので本人が避けていましたし、ナマモノも食べていませんでした。受験直前は、私が作ったご飯より、衛生的に確実だからと、コンビニのご飯を選んでいました。

体調不良時の受験 我が家はこう判断した

この時期の体調不良で、本人が気にしていたのは勉強ができないことで、私が気にしていたのは次の受験です。

次の受験校は試験対策が間に合っていません。

私は、「この体調で受けること自体がプレッシャーを加速させるし、受験後にますます疲れたら、その後の第一志望は体調不良のまま受けることになる」と、ケアしながら悩んでいました。


夫と子どもには、体調の現状と見通しを伝えて、懸念点も伝えました。子どもは数日悩んだ後に受験しないと決めて、第一志望に向けて回復させることに。

とはいっても、体調はその後もアップダウンを繰り返しました。

受験に付き添った夫によると、試験前日も頭痛や気持ち悪さで挙動不審だったそうです。

でも当日は、「すごく調子がいい」と言い、試験会場へ向かいました。

受験鍼灸はここで役立った

体調が崩れたことで、見立ての記録をもとに過ごし方を考えられて、とても助かりました。

2/9に「しっかり休もう」、2/23日に「受験に集中できそう」と本人に伝えています。

受験真っ只中に休むことは、みんな怖い。
アクセルを踏むタイミングも、一歩間違えると体調を崩しかねない。

焦りと不安から空回りしかけるのを耐えさせて、ギアを変える後押しをする。このような舵取りは、受験鍼灸のおかげでした。休まざるを得ないと確信できたし、わずかな変化をとらえて太鼓判を押せました。

それらが本人にどれほど影響力を持っていたのかは分かりません。が、外野で見守るしかない私たちの不安を大きく減らしたのは間違い無いと思います。

体調管理は可能なのか。理想とおそらくの現実

受験生の保護者になると、子どもの体調管理を学校でも塾でも言われます。

私は今回受験生の保護者でしたし、同時に受験生キッズたちにも関わっていました。

その両方を体験してみて、本人が抱いた終盤の緊張やプレッシャーは受験が終わるまで払いのけられないと感じます。

親や周りができることには限りがあると言わざるを得ません。

鍼灸マッサージも、大元のプレッシャーを無かったことにする力はありませんでした。今回は守備範囲を超えていました。

なので症状はイタチごっこのようにしか緩和できませんでした。専門的なスキルを持ってしても、がむしゃらに泥臭く過ごすしかありませんでした。




先日子どもに当時のケアを聞いたところ、「鍼灸マッサージを受けられて助かった」といってくれました。

ケアを受けると頭が少しスッキリして、勉強ができて気持ちが落ち着いたと。実際に当時の記録を見る(勉強時間や内容を記録するアプリがあるそうです)、完全に寝込んだのは2日だけで、他の日は低空飛行でも続いていました。


「あと、体調崩したのは自分だけじゃなかったよ。大学の友人たちもけっこう体調崩していたらしい。そんなもんだよ」と。

それを聞いて安心しました。今後に活かします。

理性的に関わりに必要なこと

私は他のご家庭をサポートする立場ですが、私自身をサポートしてくれるプロはいませんでした。

親子でのケアは境界線が崩れるので冷静になりにくいとわかっていたのに、自分へのケアを探していなかったのは、そりゃしんどかったなと反省しています。

理性的に関わるのなら、親へのサポートは欠かせない気がします。

学校や塾の先生が対応してくれるケースもあるでしょう。スクールカウンセラーもいいかもしれません。もちろん私たちのような身体のケアもその一役を担えたら嬉しいです。

保護者の疲れが出るのは5月6月ごろ

受験生の保護者の疲れが出てくるのは、ちょうど今頃です。

保護者の緊張は、受験後すぐにはゆるみません。子どもの進路が決まり、生活リズムが安定してきて初めて落ち着いてきます。

私も4月の下旬から5月は心身がすごくしんどかったです。落ち着いていた不眠症がひどくなっています。心のしんどさか、身体のしんどさかがわからなくて、抑うつ感も出ました。1年ほど痛みが続いている五十肩も2月に悪化して以来改善しませんし、更年期のホットフラッシュも去年より早い時期から出ています。(安心してください。書けるくらいに回復しています)


疲れが出てくるとわかっていても落ち込むし、来年受験を再び控えたご家庭はすぐに緊張モードに入るでしょう。

受験は子どものもの。でも、家族だし保護者だし、進路次第では自分たちの生活にも大きく影響します。

だから疲れて当たり前です。サポート役だからと、自分の疲れをなかったことにはしないように、ご自身を大事にしてくださいね。

私も受験後たくさんの手を借りて、立て直しています。

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