【慢性痛・顎関節症・ヘルニア】当院の向き合い方

ー 当院は体調を総合的にケアします。同じ症状でも個人差が大きく、ケアの回数や期間は、めやすとして書きました。1回のみの施術も承っていますので、お気軽にご利用ください。 ー

当院の対応方法は、経験と知識に基づいて随時更新しています。

断定的な表現は「〜と当院では考えています」を想像してお読みください。

2024年10月更新

目次

慢性的な痛み

慢性的な痛みは、

①ヘルニアなど、筋肉・神経・骨の構造での病名がつく場合
②月経痛やがんなど内臓疾患の病名がつく場合
③心身症などの心の疲れが引き起こしている場合

などがあります。原因がわからないまま数ヶ月以上続くケースも多くあります。

ここでは相談が多い、顎関節症と腰椎ヘルニアについてまとめます。

当院の向き合い方

問診で症状を把握し、原因も推測します。

慢性的な痛みにはこのような原因もあります


当院が得意とするのは、筋肉疲労へのケアと、疲労感をゆるめて身体の回復に導くことです。

特に疲労感は、多くの人が無自覚なまま過ごしているので、施術後の過ごし方も大事です。

ヘルニアは、運動療法が適している場合もあります。その場合は、理学療法士の資格を持つ鍼灸師や理学療法士の方が向いているかもしれません。

顎関節は、歯科医でのケアが優先されるケースもあります。噛み合わせからくる症状は、ストレスの有無で変わってきます。

どちらが先かと迷われる場合は、初回の施術で一緒に考えましょう。

施術では、痛みや症状は軽減できる可能性がありますが、ヘルニアなどの現象が治るわけではありません。
疲れたり同じ動作で負担をかけると、痛みが再発しているようです。

また、心の専門的なケアが必要な場合は、カウンセリングやクリニックをご提案します。

施術方針

1 全身のバランスで調整する

顎関節症や腰の椎間板ヘルニアでは、次のような部位に負担がかかっていないかチェックします。



当院では、痛みが特定の部位に出ていても、全身を整えて痛みをゆるめます。

慢性的な痛みでは、自覚症状が特定しにくい(痛みが鈍い)ので、一緒に確認していきます。

2 疲れに注目

痛みは、疲れると悪化する傾向があります。また顎関節症は、歯の治療歴やストレスとも関係しています。

痛みを和らげるために、特に疲労感に注目してケアします。

3 痛い部位そのものをケア

全身のバランスを整えながら、気になっている部位も直接刺激します。(炎症時や痛みが強い時は、避けることもあります)。

4 動きを確認しながら追加でフォローする

施術の終盤は動作を確認しながら、気になっている部位に負担がかからないように調整します。

施術内容

全身のケアを基本として、気になる症状への刺激を体調に合わせて加えます。

痛みには、はりとお灸の組み合わせをご提案することが多いです。鎮静作用が強い低周波の刺激を、打ったはりを通して加えることもあります。

お灸は、痛みと緊張をゆるめるのに効果的です。火を使うものや、電子のセラミック温灸器まで約10種類から選びます。


顎関節症では、顎の動き方を丁寧に観察しながら、頭や顎周りに細い針を15〜30本ほど打つこともあります。

緊張や疲労が濃い時は、マッサージを加えてより緊張をゆるめます。

施術間隔

慢性的な痛みには定期的な通院をおすすめします。

当院は、続けやすいように1回の時間を長くする分、施術間隔を可能な限り間隔を空けています。そのため必要に合わせて、セルフケアも提案します。

STEP
〜1ヶ月(1週間前後に1回)

痛みをゆるめる

痛みが起きる部位とその背景とを同時にケアします。疲れが濃い時は、施術後に疲労感を感じることがあります。

STEP
〜3ヶ月(2〜3週間前後に1回)

痛みが悪化しないように、疲労を減らして体力を回復する

痛みが悪化しにくい使い方が自然とできるように、全身のバランスを整えます。

STEP
定期ケア(6週間前後に1回)

日常生活の過ごし方も確認しながら再発予防

その時に気になっている症状もまとめて、総合的なアプローチを行います 。

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