【風邪・せき】当院の向き合い方

ー 当院は体調を総合的にケアします。同じ症状でも個人差が大きく、ケアの回数や期間は、めやすとして書きました。1回のみの施術も承っていますので、お気軽にご利用ください。 ー

当院の対応方法は、経験と知識に基づいて随時更新しています。

断定的な表現は「〜と当院では考えています」を想像してお読みください。

2024年10月更新

目次

風邪・せき

風邪は、呼吸症状と発熱・鼻水・下痢・筋肉痛などがおきる感染症です。

その多くは数日間で自然と治るものとされていますが、咳が数週間以上続いたり、倦怠感が残って回復しにくい場合もあります。

また、日常生活も振り回されます。

特にお子さんがいるご家庭では、風邪に子どもがかかると仕事に影響が出たり、熱性けいれん予防に気を遣ったりと気がはりますし、子どもから風邪をもらうこともあります。

また受験生や介護を必要とする人がいるご家庭でも、風邪予防に敏感になります。

当院の向き合い方

風邪は、鍼灸マッサージの得意分野の一つです。

当院では、風邪を休んでいれば治る症状と捉えずに、予防と風邪後期のケアに力を入れています。

発熱前後からしばらくの間は、他の病気が隠れていないか、積極的に経過観察(病院や薬の方が適している)する時期と考えて、オンライン相談のみで対応しています。

施術方針

予防ケアと風邪後期のケア

当院では、すべての施術で風邪予防(疲労回復と自律神経のバランス調整)も組んでいます。

風邪は疲れると感染しやすく、症状が治りにくいと考えるからです。


風邪後期に残った症状は、体力の回復と症状に合わせて対応します。

特には、負荷がかかった筋肉をゆるめて呼吸を楽にしながら、炎症がおさまるよう全身を調整します。

施術内容

お灸と針をメインに

風邪には針とお灸の対応が得意です。症状や体調に合わせて、針とお灸を選んで刺激を調整します。

【注意】お灸の煙が咳を引き起こす場合があります。気管支喘息や咳喘息になりやすい方は、お灸を使わない場合もあります

マッサージのみの対応も可能です。

お子さんはマッサージだけでも改善することが多いので、不安にならずにご相談ください。

カイロのようなお灸を使って、ポイントだけ温めることも

施術間隔

予防は、通常のケアに組み込みます。

風邪後期のケアは、1週間前後に1回、合計2〜3回ですが、疲労感や他の症状が強い場合は、施術目的の変更して、数ヶ月定期的なケアを提案することもあります。

冷やしたらダメ?風邪に強くなる子育てはある?

「冷えたら風邪をひくのか??」

この質問は特に子育て中の保護者からよく聞かれます。

これまでの経験上、一概には言えません。人それぞれの体質や現在の体調が大きく影響するからです。

ストレスや過労などで体調が悪化しているときは、冷え対策を徹底しても風邪を引くかもしれません。

冷えについては、東洋医学の養生方法の一つではありますが、間違った情報が市民権を得ている場合もたくさんあります。基本的には、冷えが不快なら対策するという程度で大丈夫です。

冷えや風邪に関するお悩みがある方は、オンライン相談もご検討ください。

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