なにげない日常の話です。
この数年でアップル信者です。去年iPad mini6を購入してからは、磨きがかかりました。
私は一言一句を聞き逃さないほどのメモ魔でして、書くことは全く苦にならないのだけど、整理術の才能は皆無。
保管方法やいつ捨てるのか、が、長年の悩みでした。
iPad miniを導入してからは、施術やセッションの記録は、スクショでシェアするか、URLを共有しています。整理できないと落ち込まなくていいのは、すごく気持ちが楽です。
現場に役立つからと買いましたが、意外にもセルフカウンセリングやセルフコーチングのような役割も果たしてくれています。
たとえば落ち込んだ日やイラっとした日は、純正アプリのフリーボードを使います。
カウンセリングのように一問一答で気持ちを書き出すと、気づけていなかった想いやクセがわかることがあって、誰に相談しなくてもすごくスッキリできるようになってきました。
フリーボードは、サイズが決まっていなくて無限に拡張できるので、同じページで書き続けれます。書いた内容をデスクトップのiMacで画面全体で表示すると、以前に書いた内容と同じ画面で読むことができます。
すると、一月前の悩みと今の悩みがすごく似ていて本質的な課題に気づけたり、逆に変化を通して成長を感じたりできて、それがすごく楽しい。
純正フリーボードアプリが、私の心の安定にも必須アイテムになりました。
フリーボードの手書きでは、鉛筆とクレヨンを多用します。
たとえばノートアプリのGood Note6は、ボールペン・万年筆・筆ペンの3種類があります。でも鉛筆とクレヨンがない。
鉛筆やクレヨンで描くかすれ文字だと、私の下手くそな文字のアラが消えるのだけど、ボールペン・万年筆・筆ペンで書くと、加圧調整とかができても、気に入らない。
せっかく気分よく書きたいのに、自分の字に落第点をつけてしまうから、フリーボードの方が書いていて楽しいんです。
そんな私が、最近困っていることが2つあります。
ひとつは、フリーボードの鉛筆とクレヨン機能が個人的には改悪されてしまったこと。
好みの太さとかすれ具合ではなくなってしまいました。
たったこれだけのことと思われるかもしれないけど、道具ってすごく大事で、いつもと違うってだけで、心がドキドキしてしまいます。アップデート後に、ちょうど良い好みのカスタマイズが見つかるまでに2週間近く使ってしまいました。
もうひとつは、フリーボードが最近固まるようになったこと。
情報量が多くなっているのに加えて、手書きの速度がすごく速いのもあると思います。
固まるだけならいいのだけど、固まる前数分の内容が消えてしまったり、書いている文字が数秒遅れて画面に現れる(つまり、書いているときはエアー書き)ようになりました。
結果、iPad miniに気を使うようになってしまいました。
助けてもらうツールに気を使う。
そんな使い方をどう改善したらいいか、またまた時間を使って悩んでいます。
ちょっとした困りごとに、膨大な時間を使ってしまうのは、私のクセのようです。