【対応】過敏性腸症候群(IBS)

2026年1月更新

当院の対応をまとめました。

目次

こんなご相談をいただきます

  • 下痢と便秘を繰り返している
  • ストレスがかかると症状が悪化する
  • トイレにこもることが増えてきた
  • 学校に通いづらい
  • 電車などの移動が怖い

当院の向き合い方

過敏性腸症候群は、予備軍(お腹の痛み)まで含めると、6人に1人だそうです。

原因はひとつではなく、遺伝や腸内細菌のバランス、心理的ストレスなど、複数の要因が重なるとされています。

当院は、過敏性腸症候群が起きる理由として、「ストレス反応と身体の緊張」に注目しています。

これまでの経験から、腹痛は比較的早く軽減しやすいものの、テストや学校行事の前後で繰り返し起きやすいことがわかっています。

長期的には、悪化しにくい身体づくりや、環境調整(身体にばかり負担をかけないよう、工夫すること)を目指します。

施術を重ねることで、「自分の身体がどう緊張し、どう変化するか」を本人がつかみやすくなり、登校・外出・学習の調整がしやすくなるようにサポートします。

施術内容

施術方法は、本人がリラックスできるものを一緒に選びます。

過敏性腸症候群では、お腹の硬さ・冷え・張り に加えて、全身症状を確認しています。特に、

  • 肩首のこり
  • 頭痛
  • 副鼻腔炎
  • 顎関節症
  • 生理痛・PMS

なども悪化するケースがあるようです。関連部位も注目しながらケアします。

施術間隔

一般的には次の3ステップで進みます。

STEP
緩和期

1週間〜10日に1回

緊張をゆるめ、腹痛を引き起こす要因を減らす時期です。

痛みの波が安定しないため、短い間隔で施術を行うことがあります。

STEP
回復・維持期

2、3週間に1回

腹痛が減り、生活の安定が見えてくる時期です。

どのように活動すると症状が起きるか確認しながら、施術間隔を調整します。

STEP
活動期

1~2ヶ月に1回

テスト前やイベント前後に悪化しやすい場合は、スケジュールに合わせます。

症状が生じた場合も、過ごし方がわかっていれば、施術間隔を詰めずに様子を見ます。

過敏性腸症候群は、症状(腹痛)は比較的おさまりやすいので、まずは1回の施術で症状をゆるめて、その後、定期的なケアに移行する考えることもあります。

こんな時は病院へ

次のような場合は、小児科や消化器内科の受診をおすすめします。

  • 血便や黒い便が出る
  • 体重が急激に減った
  • 発熱が続いている
  • 嘔吐することもある
  • 強い不安感を抱えていたり、落ち込んだりする

婦人科の受診をご案内することもあります。

保護者へのサポート

過敏性腸症候群では、食事管理・通学調整・生活リズムの調整など、家庭の負担が大きくなることもあります。

当院では必要に応じて

当院では必要に応じて、

  • 保護者ご自身の身体のケア
  • オンライン相談枠(状況整理・選択肢の確認 など)

をご利用いただけます。

家族それぞれが無理なく過ごしやすい状態に近づけるよう、サポートしています。

食事指導について

過敏性腸症候群では、相性の良い食材や食事が人によって大きく異なります。

そのため当院では、特定の食材摂取指導や、除去食(砂糖や小麦など)の指導は行っていません。

経済的にも無理のない範囲で、本人に合った現実的な続け方を一緒に探します。

参考資料
日本臨床内科医会の資料(PDF)
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

お腹のマッサージを加えることもあります

対応症状

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