【対応】学校生活のストレス

2026年1月更新

当院の対応方法をまとめました。

目次

こんなご相談をいただきます

  • 学校に行こうとすると体調を崩す
  • 朝起きられない
  • 夜だけ元気になる
  • 学校に行きたがらない
様々な症状が現れることがあります

小中高生を想定していますが、幼稚園生の子の保護者からもご相談いただきます。

当院の向き合い方

子どもたちは体調不良を学校生活のストレスと結びずに悩んでいることが多いようです。

症状が改善しても、別の症状が現れるなど、イタチごっこになることも特徴です。

そのため、本当の気持ちを出せるような関係性や空間を作ることを大切にしています。

短期間で結果を出すことを目的とせず、本人が安心して過ごせるように体調ケアを重ねます。

緊張感が続いていたり、生活リズムが整っていないときは、体調や気持ちに合わせた過ごし方を提案します。


また、子どもが自分の生活リズムをつかむのに必要な身体との付き合い方を一緒に考えます。

自分の不調との付き合い方がわかると、不安感が減るようです。体調ケアを通して、自分の身体感覚に自信を持つ子もいます。

病院の診断内容に関わらず症状に対応しますが、検査結果や医師の診断内容は、子どもの困りごとを整理する際の重要な情報です。可能な範囲で共有していただけると助かります。

施術内容

本人のリクエストに合わせて、リラックスできる方法で、ふれてもいい範囲をケアします。

問診シートを使って、気持ちとからだのつながりについておしゃべりすることもあります。

自分のからだへの理解が一気に広がるので、心理的にも安心につながるようです。

小学校低学年以下のお子さんについて(2025年11月〜)

お子さんが「ちょっとさわってほしい」ときは、保護者の施術時間を5分ほど用いて対応しています。

ご利用は、保護者のご了承と同伴が条件です。お子さんの体調相談や本格的なケアをご希望の場合は、キッズケアでの予約をお取りください。

施術間隔

STEP
初回〜3ヶ月(1週間〜10日に1回)

ため込んだ疲労を軽減させます

この期間は寝たきりになることもあり、本人も保護者も不安になることが多いため、短い間隔で施術を行います。

STEP
4ヶ月〜(2、3週間に1回)

疲労感が減少し体力が回復してきたら、施術間隔を徐々に広げ、生活リズムも見直します。

学校生活を再開したい場合は、どうしても緊張感が強くなったり、体調も乱れます。ふり出しに戻ったように思えても、落ち込まずに過ごせるように、長期的な目線で施術間隔を調整します。

STEP
新生活期(1、2ヶ月に1回)

症状の悪化を防ぐために、定期的なケアを行います。
慣れてきたら、長期休みに一度。症状次第では終わりにすることもあります。

施術間隔は、通学状況(学校に通い続けている・五月雨登校中・休み始めた・数ヶ月以上休んでいる)・症状の程度・期間・背景で変わってきます。

程度が軽い場合は、夏休みに一回など、様々なご利用をいただいています。
保護者の疲労度も考慮しながら、スケジュールを組み立てます。

こんな時は医療機関を受診しましょう

  • 強い倦怠感が続く
  • 体重が急激に減った
  • 夜に寝られない
  • 気分の落ち込みが激しい

【おすすめ】
迷ったら、小児科や児童精神科で一度相談することで、安心につながります。
児童精神科は、予約から数ヶ月待ちのこともあります。早めのご予約をおすすめします。

子どもの症状は一過性のことも多く、適切な見守りだけで解消する場合もあります。
とはいえ、先の見通しは立ちにくいし、1日が長く感じられます。当院は「様子を見よう』といわれた時や、症状が長期化して対応がわからない時にご利用ください。

発達に関して

(2025年12月修正)

神経発達特性は、集団生活の多い学校環境では負担が大きくなる場合があります。

子どもと親がその子の特性や困りごとに気づかない場合は、支援が後れ、身体にも負担が出やすいとされています。

当院は神経発達症に特化した支援を行っているわけではありませんが、その子がどこに困っていて、どうすれば自分を信頼できるかを、身体反応と生活の様子から一緒に検討しています。

その子のペースに合わせ、安心できる関わり方と環境の調整 をひとり一人と考え続けています。

※ 発達特性を「治す・なくす」ことを目的とした関わりは行っていません。

保護者も悩んでいい

学校ストレスを抱えた子の保護者は、子ども以上にストレスを抱えます。

子どもへの接し方や、子どもの将来への不安、自分の生活の見通しなど、ストレスを感じない方がおかしいです。

当院では必要に応じて、

  • 保護者ご自身の身体のケア
  • オンライン相談枠(状況整理・選択肢の確認 など)

をご利用いただけます。

家族それぞれが無理なく過ごしやすい状態に近づけるよう、サポートしています。

不登校については、小児心身医学会がまとめたこちらの文章もご覧ください

対応症状

目次