自律神経は、身体が安定できるように、1日のリズムや季節の変化、人との関わりで絶えず微調整役を引き受けています。
その自律神経が乱れると、状況の変化にうまく合わせることが困難になります。
時に、メンタルの病でも「自律神経失調症」と使われることがありますが、ここでは、診断名にとらわれずに、当院での対応方法をまとめます。
(2025年12月)
このようなご相談があります
自律神経の乱れは、はっきりしない不調としてではなく、「何となく調子が悪い」「理由がよくわからない不快感」として相談が始まることが多い状態です。
- 疲れが抜けない状態が続いている
- 夜しっかり眠った感じがしない
- 朝起き上がるのが困難
- 気温や天候の変化に左右されやすい
- 緊張が抜けにくい
- 背中や肩が常に強張っている感じがする
年配の方も、幼稚園児も同じような症状を訴えることがあり、「うまく説明ができない」のも特徴です。
当院の向き合い方
自律神経の乱れは個人差が大きいので、お腹の硬さや、首の後ろの痛み、手足の反応などで体調を把握します。
その反応に合わせて、刺激部位や刺激の強さを調整します。
例えば、ものすごく緊張が強かった人には、力が抜けるように刺激をします。
一方で、精神的な疲労が濃かった人には、弱い刺激から始めることもあります。
風邪が長引いて、体力が消耗した人には、風邪のケアと合わせます。
このように、単独でのケアではなく、他の症状と絡めながら全身を調整します。
施術内容
はり・灸・マッサージ、どれを用いても自律神経の乱れをケアしていますが、症状が強い場合は、はりとお灸を使った方が落ち着きやすいと感じます。
小学生や中学生は、マッサージでも緊張しやすいので、怖くない施術を選びます。
施術間隔
自律神経は、その程度などを検査することができないので、他の症状や自覚症状の変化から、改善具合を推測しています。
施術間隔は、他の症状を目安にしていますが、開始後しばらくは、2週間前後に1度、様子を見ながら整えることが多いです。
詳しくはおたずねください。
こんな時は、医療機関へ
- 気分の落ち込みが激しい
- 夜眠れない・食欲が極端
- 情緒が急激に不安定になってきた
- 頭痛や腹痛などの症状が強い
緊急対応が必要な場合もあります。内科・小児科・心療内科などを適切に受診してください。
対応症状
