【施術】ふれる部位・ふれない部位

鍼灸マッサージは身体にふれます。辛い症状の部位だけを刺激する施術もありますが、当院では肩こりや腰痛でも、症状とは全く違う部位、例えば頭や踵(かかと)をゆるめたり、顔に針を刺したりもします。また、胸まわりや足の付け根(ソケイ部)にふれることもあります。

そこで今回は、当院がどの部位にふれて・避けているかをまとめました。服の上からの場合もあれば、素肌の場合もあります。説明しながらふれますが、心地よく受けていただきたいので、気になるときは遠慮なく教えてください。

目次

頭からつま先まで、全身をふれます

当院では、見立て・施術・アフターフォロー(置き針など)で、頭からつま先までの全身をふれます。

これは本人が気づいていない症状も整えて、からだの回復を促し心地よい状態を少しでも長く保つためです。

プライベートゾーンも含まれるので、目的を伝えながらふれています。

ご用意いただく服

施術の内容は当日決めますが、だいたいこのような服をご準備くだされば問題ありません。

しめつけない服をご用意ください

タオルとバスタオルは手足の保温や、肌の露出を少なくするために使います。トップスを脱いでいただく時は、ご自宅であってもタオルで着替えを隠します。

見立て

見立てでは、からだの状態を推測するために、からだの特定の部位にふれます。

・手
・足
・首の後ろ
これらの部位は、肌に直接ふれます

お腹は服の上からと直接の場合があります。
ソケイ部は服の上からふれます。

見立てでふれる部位

お腹まわりは硬さを確認します。お腹には、内臓の状態だけでなく、心の緊張度合いや、筋肉のバランスなどの情報が隠れています。ソケイ部も、腰痛の程度や噛み合わせや食いしばりを推測する大事なエリアです。

マッサージ

マッサージは衣類の上から行います。
肌が出ている部位は、薄手のタオルや手ぬぐいを使ってマッサージします。

色の部位はマッサージをしません

肩をゆるめるために、胸まわりも刺激します。また腰の不調にはお尻もマッサージします。

図の色のエリアはふれませんが、近い部位にはふれるので、さわり方に注意しています。

鍼灸

はりとお灸は、仰向けでは手と足のツボがメインです。ご用意いただいた服を着たまま行います。

うつ伏せでは、肩からお尻までの背中がエリアです。トップスは脱いで下着だけでうつ伏せになります。ボトムスは基本的にはそのままですが、お尻まで下ろします。施術しない部位はタオルで隠します。

当院では色の部位には鍼やお灸をしません

置き針

置き針は、施術中か施術後の仕上げで使います。
1cm前後のテープに1mm前後の長さの針が付いていて、2〜10個前後を背中を中心に使っています。

色の部位は(原則)置き針をしません

色の部位には原則置き針をしませんが、症状によっては使います。

くすぐったい時・緊張する時

くすぐったい時や緊張するときは、刺激を不快に感じやすくなります。

当院ではからだは心地よい刺激を受けた方が、回復しやすいと考えています。

くすぐったくないエリアや刺激方で症状にアプローチすることは可能です。我慢せずにお伝えください。

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