二児の母でもありまして、子育て真っ最中です。
今から十年前。夕方に子どもを公園に連れて行きました。複合型遊具といえばよいのか、滑り台や滑り棒、うんていなどが合体した遊具で子どもが遊んでいました。
公園には小学校の女の子たちが来ていて、離れたところで遊んでいたのですが、コートを上る場所にかけていました。
「ちょっと、コートが汚れちゃったんですけど。」
戻ってきた女の子が声をかけてきました。私は驚いて。「え?いや、いなかったでしょ。ここコートの置き場じゃないよ」と思ったのに謝りました。
私「ああ、本当に。ごめんなさいね」。女の子は、謝ってくれたらそれで良いと(笑)。
帰宅後腹が立ちました。でもその場で言えなかったのですね。そのあと、ヤフー知恵袋にお世話になり(笑)、「腹立つーー」とぐるぐるの渦。さらに子どもにあたっていましたし、その時間帯の公園を避けました。
あれから十年後の今。育児の山は何度も押し寄せ、そのたびに謝罪をしたりされたり、謝罪を拒否したり、謝罪ではなく要望と伝えたり、色々です。そこで学びました。育児での謝罪は、自分の劣等感やうしろめたさを作らないための防護柵になります。
あの時に、謝ることは謝って、でも、「これはおかしくない?あなたが責める権利はあるの?」と言えていたら、私はご褒美のケーキを買って、子どもとおいしく食べて、堂々と公園に行っていたと思います。
実体験とクライアントさんの話から、育児での謝罪が苦手だと、育児に自信を失くすようなきっかけになると感じています。鍼灸マッサージ師ですが、自称子育てトラブルにおける謝罪はプロです。謝る方法や守るべきもの、やらなくてよいものがわかれば、謝罪は怖くありません。むしろ自信と家族のきずなが強くなります。
多くのお母さんに知って欲しと思っています。近いうちにリリース予定です。
ご要望があれば、問い合わせフォームから教えてくださいませ。
五十嵐 いつえ