==ぎっくり腰対策と予防について。寝違いにも使えます。
寒暖差の激しい時期や、春先、秋など身体に負担がかかりやすい時期は、ぎっくり腰になりやすい時期です。今回は、ぎっくり腰の時に使ったツボ・なったら気をつけること・なる前にできることをまとめました。
ぎっくり腰、こんなツボを使いました
ある日のぎっくり腰では、こんなツボを選びました。

ツボを選ぶときは、①辛い症状を取るツボと、②根っこの原因を改善するツボなどを組み合わせます。また道具でも違ってきます。
ご自宅でツボを刺激するなら、この道具が便利
お灸
火を使ってOKなら、台座型のお灸が便利です。
上の写真のように、手や足のツボを使う場合は一人でできます。だいたいでけっこう効くので、あまり神経質にツボを探す必要もありません。
でも、お灸にふだんから慣れていない人が、ぎっくり腰で初めてお灸を始めると、戸惑うことがたくさんある気がします。ご興味がある方は、ぜひふだんのセルフケアから始めてください。


粒シール
ピップエレキバンや、こりスポッとなど、粒でツボを刺激します。
貼るだけですから「効いてないんじゃないかな?」と思われるかもしれませんが、大丈夫。弱い刺激でも時間が長いと刺激量としては多くなります。
皮膚が弱い方はこの方法はおすすめしません。かゆみや痛みが出た場合は、我慢せずにすぐに外してください。
ツボの位置はお灸より難しいかもしれませんが、押して気持ちがいいところを目安にトライしてもいいでしょう。
こちらでは、安全に刺激できる商品を2つご紹介します。




セルフケアで最も大事なこと





うっ。
痛くなったらやってしまいたくなることだらけ。。これは覚えておきたいです!
予防策はやっぱり基本的なことです
「そんなのわかってますよ」という声が聞こえてきそうですけど、ぎっくり腰になる理由の1つが疲れが溜まった時です。
ぎっくり腰になりやすい方は、この対策からできることを始められてはいかがでしょうか。
意外かもしれませんが、食べ過ぎからくる疲れも侮れません。
これはぜひ覚えておいてほしいのですが、痛みが強い時、食欲がないならば無理して食べない方がいいです。(ただし、鎮痛剤で胃が荒れやすい方は、消化のいいものを召し上がってから)。


鍼灸マッサージは魔法ではないけども
ぎっくり腰になった時、どこに最初に行けばいいのか迷いませんか?
できれば動きたくないし(だって、ぎっくり腰ですものね)。
「整形外科に行った方がいいですか?」とご連絡をいただくこともあります。
はい、そう思われたらぜひ行かれてください。
整形に行く理由は、重大な病気が隠れていないか調べるためでもあります。
私の場合ですが、長く付き合っているクライアントからのご相談は、電話かメールで状態をじっくり聞きます。
痛みが強い場合は安静をまずご提案することもありますし、総合的に判断して整形外科をおすすめすることもあります。


鍼灸マッサージをお望みの場合は、可能な限り早く伺えるようにスケジュールを調整します。
よく、名医が1回で治した!などを見かけますが、魔法ではありません。
1回で楽になるかどうかは状態を見てみないとわかりません。疲れ度合いによっては、長期戦の可能性もあります。でも、身体のケアはパニックになった心のケアも兼ねています。ぎっくり腰は思っているより心も乱れます。そういう時はぜひご利用くださいね。