ゴールデンウィークや、夏休みなどの休暇のあとは、不登校に関しての発信が多くなりますね。
身体視点からみると、休み明けに学校に行きたくなくなるのは
・休みでリラックスできた証
・生活リズムの乱れ
この二点が大きいかなと思っています。
【休みでリラックスできたこと、まずは親として褒めて欲しい。】
母として、夏休みの大変さは毎年自覚する立場です。正直綱渡りです。ですが、子どもは大人の事情はお構いなし。「退屈だ」と言われたとしても、緊張よりは何倍も身体への負荷が減っているケースがほとんどです。
ですから、子どもにとってそのような場を提供できたことを、褒めて欲しいなと思います。
【生活リズムが乱れた】
これは夏休みにだらだら過ごしたからだけではなく、夏バテと秋への変化が、身体のバランスが崩れやすい時期だからということです。
子どもも、身体が季節に順応するのは大変です。今年のように温度差や台風の影響などが大きいと、自律神経のコントロールも難しいと感じます。
しっかりと寝る
朝起きるのがつらい場合は、軽い昼寝も必要ですが、まずは夜にしっかり寝る事が自律神経のコントロールに優しい生活です。
そのためには、夜遅くのテレビ、ネット、スマホそして、寝る直前の食事はおすすめしません。
※寒暖差でおなかが冷えやすい時期に入りました。寝るときに湯たんぽなどでおへそ周りを温めたり、目の周りを温めることも有効です。
不安を伝えるのではなく、次の行動の具体的なサポートと、目先の楽しみをイメージさせる
家庭が居心地が良い分、外が緊張する場合に関しては、例えば明日の準備を夕方前に一緒にして、翌日の登校が不安にならないようにサポートする事は子どもの安心につながると感じています。
また、安易な方法ですが、1週間後に楽しい予定があればその話を通して、楽しいビジョンをイメージさせることも有効です。これは、遠足前のワクワクに近い感じです。
学校に行きたくないという状況に、親がフォーカスすることで悪循環になりやすいと感じます。
忘れて欲しくないのが、【家の居心地が良かったから起きる側面もあるということ】。私は、お母さんがグッジョブだと思っていただくところから始めたいと思います。
また、学校の人間関係が大きく変わる時期でもあります。グッジョブお母さん方には、いざというときには子供を行かないという判断も含めて、様々な選択肢を増やして親子が楽な新学期になることを願っております。