どうも世間から「理系女子」と思われているようですが、点と点とがつながり出したのは最近で、そもそもは点の知識が点在しまくっていたのが私です。からだの話も同様でして、からだ(=細胞)と栄養の話がようやくつながり始めました。
細胞はタンパク質から出来ているんです。
この時点で「????」となるお方。まずはご安心を。私もいまだにちょっと?です(笑)。一緒に考えていきましょう。
からだ(=細胞)は卵をイメージしよう
卵
鶏でもうずらでもダチョウでも、あとは恐竜もそして私達の卵子も。たまごは水分を除くと
主にたんぱく質と脂質が多く含まれます。細かい数字はこちらを。
- たんぱく質が10%
- 脂質も10%
- 炭水化物が1%
- 水分が75%くらいで
- あとは細かいのがうんぬん。
たまごは細胞のそのもの。
たんぱく質を増やすことは、細胞の原材料を増やします。
あ、ちなみに脂質も大事。細胞の膜は脂質とたんぱく質です。脂質はからだの情報をやり取りするのにも欠かせません。
貧血も、鉄のサプリメントだけでは効かない。鉄を運ぶのは赤血球。これは細胞です。タンパク質を取らないで鉄を供給しても、むしろからだ(特に腸)にかえって負担がかかるんです。
たんぱく質は、生きていくためには欠かせない。
※糖質の話はまた今度。

オーラ治療の「食べすぎ」チェックを応用してわかったこと
実はオーラ治療は、「何を食べ過ぎているか」と「何が体に合わないか」が推測できます。
その話も長くなるから、削ります、シンプルにする。
足りない話は分かるのだけど、何を食べたらよいか伝えるにはまた少し違う視点が必要でした。それを可能にしたのがここ数日書いている「あなたの食事、点数化します。」というメニューです。このメニューでクライアントさんのからだを見ていったところ、意外なことがわかってきました。
たんぱく質が足りない。
これは本当に驚きでした。だって、オーラ治療の「食べ過ぎ」と言う視点から入っているので
「もっとこれとこれを減らした方がいいですよ」と言ってきたのに。
「まずは食え。もっと食え。」と真逆の話を伝えることになったからです。
脱線すると糖質を減らすこと、たんぱく質を増やすこと。これは同時に行った方がいいです。
私は脂質だけどね。
厚労省も「たんぱく質を増やそう」と提言している
そんでもってこの「たんぱく質を増やそう」持論の都合のいい話を貼り付けます。
厚生労働省の「食事摂取基準」最新版。この内容をどう活かすか。
日経グッデイさんが記事にしてくれました。その内容によると、男女全世代の1日当たりのたんぱく質維持必要量を増やすように変更されたのだそうです。そして、このようにまとめてくれました。
でも注意も必要です
細かい話は抜きにして。タンパク質を増やしましょう。でも注意も必要です。ひとって、急に始めると極端な対策に走りやすくなります。この2点は気を付けて欲しいです。
- 種類は多くとる(ビーガンの方は特に意識された方が良い気がしています。)
- たんぱく質と脂質と糖質はバランスが大事。摂りすぎるとかえって腎臓に負担がかかります。
アミノ酸スコアとかではなく、からだの仕組みから説明します。
主食は、同じものを食べ続けても害が少ないから主食です。たんぱく質は、ヒトの細胞的には「異物」なので、非自己認識をされるとアレルギー反応が起きてしまいます(科学的に評価が分かれますが、遅延型アレルギーは治療家としては理解できる話です)。
たんぱく質を多種摂ることは、「からだ的リスク分散」です。
●たんぱく質
筋肉量の低下は高齢者のフレイルの原因になるだけではない。とくに若い女性のダイエットによるたんぱく質不足は生活習慣病のリスクを高める。毎日の食事でたんぱく質の摂取を心がけたい。
●ビタミンD
骨密度を高め閉経後の骨粗しょう症の発症予防につながるビタミンD。日照により皮膚でビタミンDが産生されることを踏まえ「脚注」では「ビタミンD摂取においては日照時間を考慮に入れることが重要」と補足された。