腎気を消耗した時に反応が現れるツボです。からだと心の回復にも欠かせないし、【転換期】にも刺激して欲しいツボ。エイジングケアとしても使います。
位置(ずれても気にしない)
こんな時に使います
腎気を補うツボです。
腎気は年齢と共に減ります。また腎気は、妊娠・出産や、予期せぬトラブルに向き合ったり、「怖くて二の足を踏む」場面でも消耗します。本来の年齢以上に消耗している時は【無駄に老けるサイン】です。元の良さを取り戻すという意味で「エイジング」にも使います。
「運動不足だから運動します」とおっしゃる方で、復溜に反応がある場合は、まず休養をご提案しています。運動もスロートレーニングから。意外に多くの方がけがをして断念となるケースがあります。
- 股関節の痛み
- ストレス性腰痛
- 慢性的な頭痛
- 体力低下
- 病気やケガからの回復期
- 疲れが抜けない・休みたい
- 急に顔が老けた
- 音が聞こえにくい
- ケガをしやすい
- 産後の心身の消耗(産後鬱)
- 不安感が強い
ここに挙げた症状は、「こんな時に、組み合わせるツボの1つとして選んでいるよ」という不調や悩みごとです。ゆるツボは、「組み合わせて効かせる」というコンセプトがあります。一つだけでも効きますが、症状が重かったり、悩んでいる期間が長い(ひと月以上)時は、他のツボやセルフケア方法と組み合わせることも大事です。
- 人間関係のトラブル
- トラウマがネックになり「わかっていても、出来ない」と二の足を踏む
- 予想外の出来事に振り回されている
- 先の見えない不安
- 家の外に出るのが怖い(理由がわからない)
転換期のツボです。新しい人間関係、新しい生き方を一緒に歩んでくれるお守りとして。
「私をサポートしてね」「見守っていてね」という願いの味方になります。
おすすめの使い方
- お灸(体調管理・改善)
- パイオネックス(体調管理・改善・お守りがわりに)
- マッサージ(お守りがわりに)
ツボの力をセルフケアで簡単に引き出せるのはお灸です。台座型が基本です。また点灸はコスパが良いです。(点灸は皮膚が弱い人にはおすすめしません)。棒灸やテルミーも良いでしょう。
台座型なら1回か2回。点灸なら1回か3回(点灸は奇数回が多いのです。これは東洋医学では、奇数と偶数の意味が違うためです)。
パイオネックスは少し高度です。ツボの位置がわかりにくく、症状によっては厳密に取る必要があるからです。でもお守り代わりに使う分には、だいたいでOKです。
マッサージでは、いつもは骨に向かって押しますが、復溜は膝に向かって押します。より効かせるには「なぜ押すか」が大事です。10秒から20秒、ゆっくりと押して離します。
ツボは【なぞって】取るとわかり易いです